インフルエンザ Q&A

今年も早いものでインフルエンザワクチン接種の季節になりました。

昨年度と同様、今年度のワクチンも新型・A型・B型の3種が1本にまとまった3価のワクチンであるので1回の接種でOKです。

 

そこで毎年よく聞かれるインフルエンザワクチンについての質問をQ&A方式でまとめてみました。


Q1. そもそもインフルエンザワクチン接種って効果あるの?

A) もちろん効果があるから勧めるわけですが・・・(^_^;)

ワクチンを接種したのに感染してしまうこともあって、効果に疑問を持っている人もいるんじゃないかと思いますが、有効性は確立しています。具体的には以下の3つの効果が知られています。

  • インフルエンザ感染予防:おおよそ60%の有効性(100%ではない)
  • インフルエンザ感染時の重症化予防
  • 集団免疫効果

3番目の「集団免疫効果」というのは、みんなでワクチン接種を受けると感染しない人が増え、結果周りの人も感染機会が減ることによって感染しにくくなるということ。

例えば、家族の中に高齢者や乳幼児などインフルエンザに感染させたくない人がいた場合、家族全員でワクチン接種を受けて、家族がインフルエンザに感染しないようにすることで、感染させたくない人への感染リスクを減らすという効果。自分がインフルエンザに感染しないことが周りの人を守ることにつながるのです。

 

Q2. 毎年接種した方がいいの?

A) 毎年流行予想株が異なること、ワクチン免疫の持続期間が短い(6-8ヶ月)ことから毎年接種する必要がある。


Q3. 1回接種でOK?それとも2回接種した方がいい?

A) 厚生科学研究「インフルエンザワクチンの効果に関する研究」によると、65歳以上の高齢者では1回接種で重症化予防、インフルエンザによる死亡予防効果が検証されており、1回接種が推奨されている。成人に関しても同様と考えられている。


Q4. では、小児では?

A) 日本では従来小児へのワクチン摂取量が世界標準に比べて少なめに設定されていたが、今年度から世界標準に合わせることになった。

世界的には10歳未満の子供が初めてワクチン接種を受けるときは2回、翌シーズンからは1回接種となっているようだ。

今後日本でも接種回数の見直しが検討されるものと思われるが、少なくとも今年度に関しては従来通り13歳未満の小児では2回接種が推奨されている。


Q5. 妊婦は?

妊娠中は免疫機構を抑制している影響で、妊婦のインフルエンザ感染症は重症化する傾向にあるため積極的な接種が推奨されている。

また妊婦のワクチン接種は、インフルエンザに感染しても重症化を防ぐ点以外にも、母体の免疫獲得により胎盤を介して胎児へも抗体が移行するため、出生後の乳児の感染防御・重症化予防のメリットがあると言われている。

さらに懸念される接種による流産・早産・胎児発育異常・奇形などのリスクの増大も認められない。

 

Q6. 接種するのはいつ頃がいい?

A) ワクチン接種後に免疫を獲得するのに最低2週間、ワクチン抗体価が持続するのが接種後だいたい6-8ヶ月といわれており、インフルエンザ流行シーズンが毎年12月下旬〜4月上旬、特にピークが1月下旬〜3月上旬と考えると、最も適した時期は10-11月頃と思われる。

 

 

以上、参考になったでしょうか?

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