御挨拶

  2011年5月12日、幕張ハートクリニックはオープンします。

  折しも大震災が起こり、多くの方の尊い命が失われ、被災者の方々が避難所での不自由な生活を余儀なくされている中、我々のクリニックの建設、準備は進められました。多少の遅れは出たもののなんとかオープンできることは、多くの関係者の努力、応援してくださった方々の心遣いの賜物であると感謝いたしております。そして、震災で亡くなられた方に心よりの哀悼の意を表するとともに、被災者の方々への支援として自分たちが何をするべきかを考え、実践し続けていくことをここに約束いたします。 

   1.自己紹介に代えて

  私、宮崎義也は、千葉大学第三内科(循環器内科)入局し、内科、循環器内科の基礎を学んだ後、その医師としてのキャリアの大半を千葉県救急医療センターで過ごしてまいりました。救急医療センターでは、急性心筋梗塞や狭心症といった虚血性心疾患、弁膜症や高血圧による心不全、徐脈性、頻脈性の各種不整脈などの治療に携わってまいりました。重症患者から、軽症患者に至るまですべての循環器疾患はもとより、呼吸器疾患、消化器疾患をだれにも負けないくらい数多く経験してきたと自負しております。同センターの外来におきましては、循環器疾患の日常の管理を行ってまいりました。循環器疾患の管理、そして予防とは、その裏側にある生活習慣病の管理予防を正しく行っていくことに他なりません。脂質異常症(コレステロールが高い)高血圧症、糖尿病などの治療を、ガイドラインに基づきその患者のステージに合わせて行うだけではなく、そこに個々の患者の考え方やライフスタイルを加味した治療提案を常に心がけてきたつもりです。

   2.救命センター内科医のジレンマ

  救急救命センターに勤務し、毎日運ばれてくる重症患者に対応しながら多数の患者の外来をこなしていくことは到底不可能です。しかしながら、救急業務に特化して仕事を進めるべき使命を持ちながら、そのために短期間で患者を退院させていけば、どうしても外来でのフォローアップが必須となります。そして、より良い管理をしようとすればするほど、その業務は前述のごとく生活習慣病にたどりつき、救急の業務からは離れたものとならざるを得ません。

   3.幕張ハートクリニックが提供していく医療の中核

  以上の状況に直面した時、私の医師としての次の段階はクリニックを開業し、病院と連携して患者の管理を行っていくことであるとの結論に達しました。そこで、

  @心臓発作や脳卒中などにかかった患者の日常の管理を総合的に行っていくこと。=2次予防

  A将来心血管系の病気になる可能性のある患者をそうならないように管理していくこと。=1次予防

 を私共が提供していく医療の中心に据え、救急医療センター、海浜病院などと連携し、必要な検査や治療を行っていくことといたしました。心血管系の病気の一次予防、二次予防に関しましては別に書きたいと思いますが、高血圧、糖尿病、脂質異常症などの治療、禁煙指導(禁煙外来)などが中心となります。 

 B不整脈の診断、治療(ペースメーカー外来を含みます)

  C弁膜症や心筋疾患の診断、治療

 D心臓血管外科手術後の管理

 などが、循環器専門医として質の高い医療を提供できる分野です。

   4.地域医療を担う一員として

  E喘息や肺気腫、気管支炎などの呼吸器疾患の治療

  F消化器疾患の診断と治療

  G風邪や、インフルエンザ、膀胱炎などの急性感染症の治療

  H花粉症などのアレルギー疾患の診断治療

  などを行っていきます。 呼吸器疾患、消化器疾患などに関しましては、信頼できる専門医との連携を確保しています。私共のクリニックに通ってくださる方々には、例えば定期的な胃カメラ、大腸カメラの検査をお勧めし、私がかかりたい(実際検査してもらっています。)と思う専門医を紹介していきます。  

 

  I各種予防接種

 にも対応いたします。( 御予約の上来院してください。)

 5.幕張ハートクリニックの診療体制

 新都心幕張というビジネス街のクリニックとして、月曜日から金曜日までの平日を診療日といたしました。医師は私の他に、浪川進副院長が診療にあたり、2名体制で、できるだけ皆様をお待たせしないようにやっていきます。2人の医師は、循環器専門医であるだけでなく、親しみやすいと思います。看護師は千葉県救急医療センターで共に働いた信頼のおける仲間を中心に集まってもらいました。受付、事務職員も、同じく救急医療センターから有能かつ親切なメンバーが集まりました。

 皆様の健康維持のためのお手伝いをする準備は整いました。

 どうぞお気軽になんでも御相談ください。一同全力でお応えいたします。 

 2011年4月2日   幕張ハートクリニック  院長 宮崎 義也 

 

 院長 略歴

 S.62年千葉大学第三内科入局

 S.63年社会保険城東病院内科勤務

 H.02年千葉県救急医療センター第一診療科勤務

  H.04年千葉大学冠動脈疾患治療部勤務

 H.05年国立佐倉病院(現聖隷佐倉病院)内科勤務

 H.06年千葉県救急医療センター第一診療科医長

 H.17年同第一診療科部長

 

 主な所属学会 : 日本内科学会認定内科医/指導医

            日本循環器学会専門医 など

             

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